旅立ちの季節

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旅立ちの季節

タビダチノキセツ

文芸(単行本)

自分らしく生き、死ぬというのは、どういうこと? 64歳、元海上保安庁の「海の男」、やもめ暮らし。主人公・楠木が考えた、終活=人生の自分らしい終え方の準備とは。北海道・小樽とフィンランドのオーロラ観測施設の雄大な風景を舞台に、元芥川賞候補のスイス人作家が描く感動作。


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目次

小樽にて
老い支度
生き甲斐探し
別れ際の美学
オーロラの光

書誌情報

紙版

発売日

2016年05月21日

ISBN

9784062200462

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

226ページ

電子版

発売日

2016年05月27日

JDCN

0622004600100011000D

著者紹介

著: デビット・ゾペティ(デビット・ゾペティ)

1962年、スイス生まれ。1986年、ジュネーブ大学日本語学科を中退して来日、同志社大学文学部国文学専攻に編入。 卒業後、テレビ朝日の記者兼ディレクターとして働く。 1996年、「いちげんさん」ですばる文学賞受賞、芥川賞候補になる。 1998年、テレビ朝日を退社。 現在、日本語で執筆活動を続けるかたわら、若石健康法のリフレクソロジストとして活動中。 著書に『アレグリア』(三島由紀夫賞候補)、『不法愛妻家』、『命の風』、『旅日記』(日本エッセイストクラブ賞受賞)など。

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