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夫婦のルール
フウフノルール

老いてますます輝く90歳と85歳の作家夫妻が明かす、人間関係、そして人生の極意とは?「僕は嘘つきです」から始まった結婚生活、作家として執筆と子育てに追われた30代、世界を飛び回りながら3人の親を介護し看取った40~50代、様々な危機を越えて人生の第三幕を迎えた夫婦が、ともに歩んだ歳月を振り返り、本音で語り合う夫婦関係の極意。人生の智慧にあふれた大反響作!
老いてますます輝く90歳と85歳の作家夫妻が明かす、人間関係、そして人生の極意とは?
「僕は嘘つきです」から始まった結婚生活、作家として執筆と子育てに追われた30代、世界を飛び回りながら3人の親を介護し看取った40~50代、様々な危機を越えて人生の第三幕を迎えた夫婦が、ともに歩んだ歳月を振り返り、本音で語り合う夫婦関係の極意。人生の智慧にあふれた大反響作、待望の新書化!
目次
はじめに――三浦朱門 結婚生活とは、わが人生を作る場所
第1章 夫婦の人生はいつも想定外
第2章 夫婦ゲンカで夫が勝ってはいけない
第3章 夫婦も親子も「裏表」があっていい
第4章「子どもに取りつく親」になってはいけない
第5章 何事も「たかが」と思えばうまくいく
第6章 根も葉もあるジョークで「人生をいなす」
第7章 介護は片手間に、葬儀は極秘に
第8章 五〇代から「一人で生きる」準備を始める
第9章「人と比べる」ところに、不幸が生まれる
第10章「死に方」を考える前にしておくべきこと
おわりに――曽野綾子 夫婦で死ぬ日まで成熟していくために
書誌情報
紙版
発売日
2016年09月16日
ISBN
9784062202343
判型
新書
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
248ページ
初出
本書は、2014年に小社より刊行の単行本『夫婦のルール』を底本に加筆しました。
著者紹介
三浦朱門(みうら・しゅもん)1926年、東京生まれ。作家。東京大学文学部言語学科卒業。50年、同人誌『新思潮』に加わり作家活動に入る。52年、「斧と馬丁」が芥川賞候補となる。同年、日大芸術学部の助教授に就任。67年、『箱庭』で新潮文学賞受賞。70年、ローマ法王庁よりヴァチカン聖シルベスト勲章受章。83年、芸術選奨文部大臣賞受賞。85年4月~86年まで文化庁長官。99年、文化功労者。04年~14年まで日本藝術院院長。著書に『老年の品格』『老年力』『人生は五十歳から』等多数。
曽野綾子(その・あやこ)1931年、東京生まれ。作家。聖心女子大学卒業。54年、「遠来の客たち」が芥川賞候補となり作家活動に入る。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。97年、「海外邦人宣教者活動援助後援会」(JOMAS)代表として吉川英治文化賞、読売国際協力賞を受賞。2003年、文化功労者。95年~2005年まで日本財団会長。09年から日本郵政社外取締役。著書に『無名碑』『時の止まった赤ん坊』『天上の青』『老いの才覚』『人間の基本』『人間にとって成熟とは何か』『幸せは弱さにある』等多数。