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新天地
シンテンチ
- 著: 江波戸 哲夫

大手電機メーカーで新技術の開発に没頭してきた真崎直人。景気後退の波に押され、自らの夢とも言える新技術開発への道を閉ざされた彼は、進境著しい韓国メーカーの誘いに乗り、単身現地に身を投じる。日本では実現済みの技術開発から手がけた真崎だったが、社内での反発や経済風土の違いに苦しめられ、次第に追い詰められてゆくことに。日韓産業界に綿密な取材を敢行した著者が満を持して放つ、瞠目の国際「お仕事」小説!
「技術開発こそ生命線だ」という創業者の言葉を胸に、大手電機メーカーで新技術の開発に没頭してきた真崎直人。景気後退の波に押され、自らの夢とも言える新技術「見えないガラス」開発への道を閉ざされた彼は、進境著しい韓国メーカーの誘いに乗り、単身現地に身を投じる。
日本では実現済みの「低反射フィルム」開発から手がけた真崎だったが、社内での反発や経済風土の違いに苦しめられ、次第に追い詰められてゆくことに。
日韓産業界に綿密な取材を敢行した著者が満を持して放つ、瞠目の国際「お仕事」小説!
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目次
プロローグ
1章 決 断
2章 トムスン・ショック
3章 迷 走
4章 孤 軍
5章 サボタージュ
6章 決 行
7章 ファイン・グラビア塗工機
8章 視 察
9章 家 族
10章 証 拠
11章 対 決
12章 百年に一度
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2017年01月18日
ISBN
9784062203968
判型
四六変型
価格
定価:1,925円(本体1,750円)
ページ数
354ページ
電子版
発売日
2017年01月27日
JDCN
0622039600100011000R
著者紹介
1946年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。都市銀行、出版社勤務を経て'83年作家活動を本格的に始める。政治、経済などを題材にしたフィクション、ノンフィクション両方で健筆をふるっている。著書に『会社葬送 山一證券最後の株主総会』『部長漂流』『小説 盛田昭夫学校』などがある。