
マイページに作品情報をお届け!
さようなら、お母さん
サヨウナラオカアサン
- 著: 北里 紗月

島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す――。原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく聡明で献身的な義姉の「本当の顔」とは? 玲央の幼なじみの天才毒物研究者・利根川由紀が乗り出す!
島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作!
その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す。
美しい義姉の周りで続発する死と災厄。兄を亡くした妹は、親友とともに、義姉の「本当の顔」に迫る。
原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく聡明で献身的な義姉の「本当の顔」とは? 玲央の幼なじみの天才毒物研究者・利根川由紀が乗り出す!
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
プロローグ
一章 発症
二章 疑念
三章 過去
四章 確信
五章 決意
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
2017年04月13日
ISBN
9784062205306
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
298ページ
電子版
発売日
2017年04月28日
JDCN
0622053000100011000Y
初出
本書は、島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作「さようなら、お母さん」を加筆修正した作品です。
著者紹介
1977年埼玉県に生まれ千葉で育つ。東邦大学大学院理学研究科生物学専攻修了。理学修士。日本卵子学会認定胚培養士。体外受精コーディネーター。本書『さようなら、お母さん』が島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作となる。