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青春は燃えるゴミではありません
セイシュンハモエルゴミデハアリマセン
- 著: 村上 しいこ
高校生たちの青春模様をいきいきと描くYA小説シリーズ、3作目。主人公の白石桃子は3年生になり、うた部(短歌部)の部長になります。パティシエという将来の夢を持ちながら、それを許さない家庭の事情を知る桃子。親友たちとも、別の道を歩み始める時期。でも一緒に過ごした日々がなんと貴重だったのか、そして、自分の未来を輝かせるために今大事なことは何なのか。読み応えと感動の青春小説。
野間児童文芸賞受賞作『うたうとは小さないのちひろいあげ』から始まった短歌小説3部作の完結編。
主人公の白石桃子は3年生になり、うた部(短歌部)の部長になります。
パティシエになりたいという将来の夢を胸に日々を送りながら、それを許さない家庭の事情を知る桃子。一方では部長としての重責もあり、自分を励ます日記を綴りながら、部長の役目を果たそうとしますが・・・。
ずっと一緒だった友だちとも、まもなく別の道を歩むことになる時期。でも、一緒に過ごした日々がなんと貴重なことなのか、そして、自分の未来を輝かせるために今大事なことは何なのか。3部作ではありますが、この1冊だけでも読み応えたっぷりの青春小説です。
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書誌情報
紙版
発売日
2017年07月07日
ISBN
9784062206051
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
306ページ
電子版
発売日
2017年08月25日
JDCN
06A0000000000002332F
著者紹介
1969年、三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』(岩崎書店)で第37回日本児童文学者協会新人賞受賞。『れいぞうこのなつやすみ』(PHP研究所)でひろすけ童話賞を受賞。『音楽室の日曜日』(講談社)をはじめとする「日曜日」シリーズも好調。 本書は短歌部に所属する高校生たちを描くYA小説第3弾。第1作目『うたうとは小さないのちひろいあげ』で、2015年度野間児童文芸賞を受賞。 三重県松阪市在住。