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ネタ元
ネタモト
- 著: 堂場 瞬一

「やってやる。人生最高の特ダネを、しっかり物にしてやる」記者と刑事の会話は騙し合いだ――。1964年、1972年、1986年、1996年、2017年。時代とともに、事件記者と「ネタ元」の関係も変わる。50年の変遷をひとつの新聞社を舞台に描いた、著者にしか書けない新聞記者小説集。
「やってやる。人生最高の特ダネを、
しっかり物にしてやる」
記者と刑事の会話は騙し合いだ――。
1964年、1972年、1986年、1996年、2017年。
時代とともに、事件記者と「ネタ元」の関係も変わる。
50年の変遷をひとつの新聞社を舞台に描いた、
著者にしか書けない新聞記者小説集。
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目次
「号外」
「タブー」
「好敵手」
「ネタ元」
「不拡散」
書誌情報
紙版
発売日
2017年07月26日
ISBN
9784062206587
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
258ページ
初出
「号外」…『激動 東京五輪1964』所収、「タブー」…『ノスタルジー1972』所収「あるタブー」改題、「好敵手」…「インポケット」2016年12月号、「ネタ元」…「小説現代」2017年4月号、「不拡散」…書き下ろし。
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
号外
初出
「激動 東京五輪1964」所収「号外」
-
作品名
タブー
初出
「ノスタルジー1972」所収「あるタブー」改題
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作品名
好敵手
初出
『インポケット』2016年12月号
-
作品名
ネタ元
初出
『小説現代』2017年4月号
-
作品名
不拡散
初出
書き下ろし
著者紹介
堂場瞬一(どうば・しゅんいち) 1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞。2015年、『警察回りの夏』で第36回吉川英治文学新人賞の候補となる。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「警視庁犯罪被害者支援課」「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「捜査一課・澤村慶司」の各シリーズのほか、『八月からの手紙』『傷』『複合捜査』『誤断』『黄金の時』『Killers』『バビロンの秘文字』『社長室の冬』『錯迷』『犬の報酬』など多数。