浮世奇絵草紙

浮世奇絵草紙

ウキヨアヤシエソウシ

講談社X文庫ホワイトハート

絵師、花魁(おいらん)、法師の艶(あで)やか江戸ミステリー

ホワイトハート大賞《大賞》
●情景描写の完成度で群を抜いていた。(川又千秋先生)
●艶な浮世絵師を取り上げたのが面白い。(ひかわ玲子先生)
●江戸のことがきちんと書かれている。(夢枕獏先生)

描いた絵が実体化するという不思議な能力を持つ、浮世絵師・渓流斉英河(けいりゅうさいえいが)。彼の許婚やえは、祝言を前に首に鬼の手形を残して謎の急死。英河はそれが元で、美人画を描けずにいた。
ここ数か月、江戸の町でも祝言前の娘が、やえと同様に突然死するという凶事が多発、吉原でも身請け間近の花魁が急死した。すべて、鬼の仕業なのか……?
英河と美貌の法師・貴浄が真相を探る!!


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書誌情報

紙版

発売日

2002年06月05日

ISBN

9784062556163

判型

A6

価格

定価:605円(本体550円)

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社X文庫

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