
空夢
ソラユメ
- 著: 月夜の珈琲館

痛くされるのは――気持ちよかった?
俺にそう訊かせるのは、おまえだよ。
「真実がすべてだとも思ってはいないし、何ひとつダメにする気はない」
事故により昏睡状態に陥った氷沼彰(ひぬまあきら)の覚醒を願って、池上が選んだ結論は!?そして、彼の前に再び加藤が現れて……。『空音』のその後を描いた表題作『空夢』。
「一緒に暮らそう」と誘う青木に、菊地が答えを見つけるまでを綴った『貝殻の耳』。
志乃崎と恭介の出会いを描いた初期作品、『賢者の贈物』を加筆・再編集して特別収録!
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書誌情報
紙版
発売日
2002年12月25日
ISBN
9784062556545
判型
A6
価格
定価:572円(本体520円)
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社X文庫