迷い家の里

マヨイガノサトヒイラギタンテイジムショモノガタリ

著：仙道　はるか，
絵：沢路　きえ

おまえに、どんどん堕ちていく。
由貴たちは依頼人と共に古い屋敷を訪れて……。

新たな依頼のため、探偵事務所のメンバーに加えて、なぜか芸能人の鳴海まで共に東北へ向かうのだが…。

久我山由貴が襲撃事件の後遺症のために刑事を辞めてから、5年近くが経っていた。友人の柊が所長を務める探偵事務所での仕事にも慣れてきたある日、柊に救いを求めて一人の女性が現れた。彼女の不可解な話に戸惑いながらも、依頼を受けることにした一行だが……。由貴の恋人・金光に加え、なぜか芸能人の鳴海まで東北へ向かうことになってしまう。その地で彼らを待ち受けていたのは――。