
おまえが世界を変えたいならば -神話の子供たち-
オマエガセカイヲカエタイナラバ

乾いた大地。血と暴力が世界を変えるのか。それとも愛と悲しみが?
榎田尤利(えだゆうり)にはまると青く染まる、宇宙の色に。遠い海。思い出も青く染まる、エリアスの瞳の色に。
萩尾望都、推薦!!
運命を知ることは幸福なことなのか、サラ?戦うことは自由に生きることなのか、サラ?命の存在は奇跡なのか、サラ。
世界はガラスでできていて、ぱりん、危うく今にも壊れそう。壊せばいい。そして、新しく、創ればいい。――萩尾望都
「私の存在意義―それは、きみを守ることだ」フェンリルからの連絡を得るため、エリアスとふたり、欲望の渦巻くサブシティ・ヴェガスを訪れたサラ。そこではフェンリルを救った女戦士キナをリーダーとしたレジスタンス組織が、サラたちを導いてくれることになっていた。だが、そこで待ち受けていたものは、裏切りとおぞましい人身売買だった!?運命の少女サラに、いま、新たな扉が開かれる!!
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書誌情報
紙版
発売日
2005年08月03日
ISBN
9784062558198
判型
A6
価格
定価:638円(本体580円)
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社X文庫