天才、生い立ちの病跡学

天才、生い立ちの病跡学

テンサイ、オイタチノパトグラフィアマエトフアンノセイシンブンセキ

講談社+α文庫

抑圧者だった父親、こどもを愛しすぐてしまう母親。おとなになる道のりの途中で、誰もが一度は経験する甘えと自立の心の葛藤。それが内なる狂気に変わる時、稀有な知性を持った人間にどんな影響を及ぼし、その才能を開花させたのか!?天才の極めて人間臭い心理的側面、とくに異常、病的な側面を研究し、その創造の秘密に精神医学的にアプローチする学問が病跡学である。ベートーヴェン、三島由紀夫……。歴史的人物の知られざる精神の過程と創作力の秘密が明らかになる。


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書誌情報

紙版

発売日

1996年09月20日

ISBN

9784062561624

判型

A6

価格

定価:939円(本体854円)

通巻番号

ページ数

396ページ

シリーズ

講談社+α文庫

初出

新曜社より、1978年6月に刊行された「天才の精神分析」および1984年1月に刊行された「続 天才の精神分析」を一部修正し、再編集

著者紹介