おはよう寄生虫さん

おはよう寄生虫さん

オハヨウキセイチュウサンヨニモフシギナイキモノノハナシ

講談社+α文庫

体内で5000匹にまで増える回虫、数メートルにもなる条虫……他人に寄りかかりながら暮らす「世の嫌われもの」も寄生虫研究60年の世界的権威の著者によるとファンタジックな生きものになる。朝、目が覚めると思わず心の中で彼らに「おはよう」と呟き、いつも夢にひょっこりと現われる。そして、彼らも神様から命を授かったこの世の住人であると慈しむ。「世界でただひとつの博物館」、目黒寄生虫館館長が世にも不思議な生きものたちの、コワくてのんきな素顔のすべてを明らかにする。


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書誌情報

紙版

発売日

1996年10月18日

ISBN

9784062561631

判型

A6

価格

定価:726円(本体660円)

通巻番号

ページ数

294ページ

シリーズ

講談社+α文庫

初出

1965年7月、オリオン社から刊行された『寄生虫紳士録』に加筆、大幅に再編集

著者紹介