
動人物、動物の中に人間がいる
ドウジンブツ、ドウブツノナカニニンゲンガイル
- 著: 日高 敏隆

イヌやネコの頭の中はどうなっているか。ゴキブリのもつセキュリティ・システムはどんなものか。オスの求愛は何のためか。動物は自殺するか。……
動物学の第一人者が、動物のパートナー選び、親子関係、住まい方、さらにはそれぞれの動物がもつ生きかたのロジック等を解き明かしながら、人間とはどういう動物なのかを浮き彫りにする。
動物から教えられることがこんなにも多いとは!!
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書誌情報
紙版
発売日
1997年04月18日
ISBN
9784062561952
判型
A6
価格
定価:704円(本体640円)
通巻番号
ページ数
268ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
1990年4月、福村出版から刊行された『動人物』を、文庫収録にあたり改題、再編集
収録作品
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作品名初出
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作品名
人間の男のオス度とは?
初出
『婦人公論』1984年12月号(原題:人間の男はどこま
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作品名
人間のグル-ミング
初出
『動物と自然』1986年3月号
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作品名
集団のためか、自分のためか
初出
『グラフィケ-ション』1979年6月号
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作品名
人間と動物はどこがちがうのか
初出
『こころの科学』8号、1986年7月
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作品名
人のこころ、動物のこころ
初出
『こころの科学』4号、1985年11月(原題:ヒトの
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作品名
動物たちの記憶
初出
『言語生活』1979年12月号(原題:動物の記憶)
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作品名
動物はどのように学習するか
初出
『アニマ』1980年12月号(原題:動物はどのよう
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作品名
動物のセキュリティ
初出
『セキュリティ』20号、1981年1月(原題:動物のセキュ
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作品名
動物は自殺するか
初出
『教育と医学』1986年11月号(原題:動物の自殺)
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作品名
他人を操作する衣装
初出
『繊維学会誌』3号、1988年3月(原題:心理的効果)
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作品名
人間の五感と超能力
初出
『CEL』10号、1989年7月(原題:動物としての人間の
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作品名
文字を書くチョウ
初出
『たて組ヨコ組』19号、1988年2月(原題:文字を書く蝶)
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作品名
最後の授業と野生児伝説
初出
『言語』1987年4月
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作品名
生物たちの生きかた戦略
初出
「科学』1983年9月号(原題:行動と適応戦略)
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作品名
動物界のプレゼンテ-ション
初出
『季刊エルゴデザイン』1号、1986年7月
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作品名
動物たちの親子関係
初出
『教育と医学』1984年11月号(原題:動物における親子関
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作品名
群れか、なわばりか
初出
『理想』1983年7月号(原題:動物における空間の利用)
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作品名
昆虫の集合住宅
初出
『季刊大林』13号、1982年10月
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作品名
サナギの色と奇妙な擬態
初出
『季刊動物たち』2号、1979年8月
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作品名
客観的環境、主観的環境
初出
『かんきょう』1980年5月号