
人間はどこまで残虐になれるか
ニンゲンハドコマデザンギャクニナレルカゴウモンノセカイシ

生きながら死よりも恐ろしい苦痛を与える暗黒の技術(テクニック)!!
串刺し、火あぶり、鞭打ち、鉄締め……人間の残忍な本能がいかんなく発揮された拷問の数々が語る、“もう1つの世界史!”この恐怖の事実を直視できるか!!
古来、人間は残虐だった!アッシリア人は捕虜の首を切り取って芝生の装飾とし、ローマ皇帝ネロはキリスト教徒を串刺しにして火あぶりにした。中世ヨーロッパでは神の名の下に魔女狩りが行なわれ、スペインでは“邪教徒”たちの処刑が虐殺の祭典として大いにもてはやされた──。
人間の隠された一面を浮き彫りにする拷問の数々。人間は、なぜここまでできるのだろうか!?
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書誌情報
紙版
発売日
1999年07月19日
ISBN
9784062563574
判型
A6
価格
定価:814円(本体740円)
通巻番号
ページ数
300ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
1974年1月、小社より刊行された『拷問の世界史』を改題し、再編集したもの