
日本の敗因 歴史は勝つために学ぶ
ニホンノハイインレキシハカツタメニマナブ
- 著: 小室 直樹

腐りきった日本型システムにメスを入れ、再生の道を探れ
戦後の日本の繁栄は偶然の幸運だった。その間も連綿と生き続けてきた勝てるばずのないシステム「腐朽官僚制」。この打倒こそ、日本を勝利に導く近道だ!!
経済大国にのし上がり、ジャパン・アズ・ナンバーワンとおだてられた時代があった。しかしそれははかない栄華だった。経済戦争で敗け、未来の見えない袋小路に入っているのが現在の日本である。日清、日露戦争で勝った日本が第二次世界大戦で敗北。それとそっくりの状況がいま起こっているのだ。強かったはずの日本が敗けたのはなぜか――。敗因は、無能な秀才を中枢に置く腐朽官僚制にあり。ここにメスを入れることなくして、日本再生の道はない!
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書誌情報
紙版
発売日
2001年05月21日
ISBN
9784062565219
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
ページ数
432ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
2000年1月、講談社より刊行された。