
無法経済の主役たち 「頭取・社長」という名の不良債権
ムホウケイザイノシュヤクタチトウドリ・シャチョウトイウナノフリョウサイケン

責任感のかけらもない無能・悪徳経営者たちの罪と罰!!
みずほ銀、UFJ銀、マイカル、そごう、青木建設、雪印食品……。
大不祥事を起こしても、なんらの痛痒(つうよう)も感じない経営トップの責任を徹底的に追及する!!
2002年4月1日、ペイオフの凍結が解除され、預金者は「自己責任」を求められることになった。しかし、個人に自己責任を求める銀行には責任感が欠如している。銀行だけにとどまらない。経済・産業界にはモラルハザード(倫理の欠如)が蔓延している。税金で救済されながら高額退職金を平気で受け取る大銀行の頭取、債権放棄を受けて乱脈経営の責任から逃れる大企業の社長――。いまや巨大な「不良債権」と化した経営トップの責任を徹底的に追及する!
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2002年06月20日
ISBN
9784062566353
判型
A6変型
価格
定価:924円(本体840円)
通巻番号
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
『月刊現代』’02年3月号、4月号、6月号、『草思』’02年4月号。