ジェットエンジンに取り憑かれた男(上)

ジェットエンジンに取り憑かれた男(上)

ジェットエンジンニトリツカレタオトココクサンジェットキキッカ

講談社+α文庫

種子島時休(たねがしまときやす)、永野治(ながのおさむ)ら数人の技術者が始めたプロジェクト!!

特攻機「橘花(きっか)」に取りつけられた日本初のジェットエンジン「ネ20」。
技術者たちの空前絶後の苦労は、その歴史的瞬間、初飛行でむくわれると思われたが……

第一次世界大戦の真っただ中、海軍航空技術廠(しょう)発動部内で、ほんの数人の集団がまだ日本には言葉も形もないジェットエンジンらしきものに挑戦していた。その中心的人物、種子島時休(たねがしまときやす)、永野治らの不眠不休の苦闘と情熱の物語。
そして、太平洋戦争終戦の直前、日本の空を飛んだ国産ジェット機「橘花(きっか)」は、まさに彼らの命を賭けた開発の賜物だった。しかし、敗戦後の航空禁止の苦渋。国産ジェットエンジンを生んだ技術者たちの姿を克明に追うノンフィクション!!


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書誌情報

紙版

発売日

2003年03月19日

ISBN

9784062567138

判型

A6変型

価格

定価:814円(本体740円)

通巻番号

ページ数

360ページ

シリーズ

講談社+α文庫

初出

備考参照

著者紹介