大学病院が患者を死なせるとき

大学病院が患者を死なせるとき

ダイガクビョウインガカンジャヲシナセルトキワタシガケイオウダイガクイガクブヲヤメナイリユウ

講談社+α文庫

大学病院の医師として30年、「白い巨塔」の驚くべき真実!!

大学病院の権力構造に翻弄される患者たち、偽りに満ちた医療現場。
だから私の戦いは終わらない! 医学界を相手に孤独な戦いを続ける現職医師の告発物語!

「治癒率は同じなのに乳房を切り取るのは外科医の犯罪行為」「がん検診は百害あって一利なし」「切って治ったと思っているのは、がんではなく『がんもどき』」……。日本の医療常識に真っ向から対立する論文を次々と発表し、医学界を驚愕させてきた一人の医師。開業医の子として生まれたエリート医師が、いかにして革命・真実の道を歩み始めたのか。大学病院を舞台に、たった一人で医学界の常識や権力構造と戦いつづける医師の、壮絶なる闘争物語!


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書誌情報

紙版

発売日

2003年09月20日

ISBN

9784062567787

判型

A6変型

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

400ページ

シリーズ

講談社+α文庫

初出

’98年、新潮社より刊行された『なぜ、ぼくはがん治療医になったのか』を改題し、加筆・訂正ならびに再編集。

著者紹介