
フィリピン新人民軍従軍記
フィリピンシンジンミングンジュウグンキ
- 著: 野村 進

いまなお活動を続ける共産ゲリラ「フィリピン新人民軍」。宗教、民族、階級闘争……、テロリズムを生む様々な問題を内包したこのゲリラに従軍し、その実態を克明に記録した衝撃作! 80年代前半、マルコス政権下で虐げられる住民たちの素顔に接し、その喜怒哀楽に潜むナショナリズムを鮮明に描く。戦後の東南アジアにおける対日感情の真実と、その微妙な変貌をも浮き彫りにした著者渾身のデビュー作。
「若き野村進のエネルギー溢れるルポルタージュの傑作」
激動のアジア情勢に震える共産ゲリラに決死の潜入取材4ヵ月半!!なぜ民衆はテロに走るのか、ナショナリズムの原点とは……著者渾身のデビュー作!!
いまなお活動を続ける共産ゲリラ「フィリピン新人民軍」。宗教、民族、階級闘争……、テロリズムを生む様々な問題を内包したこのゲリラに従軍し、その実態を克明に記録した衝撃作!80年代前半、マルコス政権下で虐げられる住民たちの素顔に接し、その喜怒哀楽に潜むナショナリズムを鮮明に描く。戦後の東南アジアにおける対日感情の真実と、その微妙な変貌をも浮き彫りにした著者渾身のデビュー作を文庫化!!
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目次
文庫版まえがき
はじめに──ブゴイのこと
第一章 ゲリラ地区の農村
第二章 新人民軍
第三章 密林のゲリラ前線基地
単行本あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2003年12月20日
ISBN
9784062568074
判型
A6変型
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社+α文庫
電子版
発売日
2015年12月25日
JDCN
0625680700100011000Q
初出
『フィリピン新人民軍従軍記』(’81年、晩聲社刊)に加筆・訂正のうえ文庫化。