日本警察の父 川路大警視

日本警察の父 川路大警視

ニホンケイサツノチチカワジダイケイシバクマツメイジヲカケヌケタキョジン

講談社+α文庫

近代警察機構を創りあげた“ぼっけもん”波乱の生涯!
西郷隆盛、大久保利通の懐刀として、明治維新に活躍した川路利良。薩摩藩の一卒から身を起こし、初代警察庁長官にまで上りつめた男の成り上がり一代記!

時勢は猛っていた。風雲は急を告げていた。鳥羽・伏見の戦い、上野彰義隊戦争、戊辰戦争をくぐり抜けた英傑・川路利良は、明治政府の要請により、近代警察機構の創設を果たした。川路大警視が掲げた警察官の理想像とは何だったのか。“警察論語”ともバイブルとも呼ばれ、彼の人生の集大成として口述された『警察手眼』には、現代の日本型経営の原点といえる武士道精神と日本人のアイデンティティについて余すところなく語り尽くされていた。


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書誌情報

紙版

発売日

2004年02月21日

ISBN

9784062568241

判型

A6変型

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

通巻番号

ページ数

432ページ

シリーズ

講談社+α文庫

著者紹介