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壊れた尾翼
コワレタビヨクニッコウジャンボキツイラクノシンジツ
- 著: 加藤 寛一郎

尾翼を失ったJAL123便に何が起きたのか。完全に制御不能だったのか。航空事故研究の第一人者が、飛行力学をやさしく解説しながら御巣鷹山(おすたかやま)墜落事故の謎を解く。独自の解析やボーイングへの独占取材など、他の追随を許さない分析力で真相に鋭く迫る。※本作品は、1987年8月に刊行された『壊れた尾翼』に文庫版保章を加筆したものです。
生還の可能性はなかったか 迷走30分の謎を解く
JAL123便は完全に制御不能だったのか。同様の事態に陥りながら奇跡の生還を遂げた事例と比較検証、真実に迫る!!
尾翼を失ったJAL123便に何が起きたのか。完全に制御不能だったのか。航空事故研究の第一人者が、飛行力学をやさしく解説しながら御巣鷹山(おすたかやま)墜落事故の謎を解く。独自の解析やボーイングへの独占取材など、他の追随を許さない分析力で真相に鋭く迫る。JAL123便と同様、油圧操縦系統を喪失しながら奇跡の生還を果たしたスー・シティ事故との比較検証を大幅に加筆して文庫化。疲労亀裂発見の問題や、乗員・関係者の免責についても問う!!
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書誌情報
紙版
発売日
2004年06月19日
ISBN
9784062568548
判型
A6変型
価格
定価:1,026円(本体933円)
通巻番号
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社+α文庫
電子版
発売日
2013年09月27日
JDCN
0625685400100011000M
初出
’87年8月に技報堂出版から刊行された『壊れた尾翼』に文庫版補章を加筆したもの。
著者紹介
1935年、東京に生まれる。1960年、東京大学工学部航空学科を卒業し、川崎重工業に入社。その後、アメリカ・ボーイング社を経て、1971年に東京大学工学部航空学科助教授、1979年に同学科教授となり、1996年、同大学名誉教授。1996年から5年間、日本学術振興会理事。工学博士。