
戦後最大の宰相 田中角栄(下)
センゴサイダイノサイショウタナカカクエイニホンノセイジヲツクッタ
- 著: 田原 総一朗

経世会の終焉(しゅうえん)、破綻し始めた小泉政権。今、闇将軍の魔術を検証する!
日本の戦後をつくった男!!
田中角栄は失脚後も影の総理として政界に影響を及ぼした。死後もなお、中曽根、竹下、橋本、森を始め、歴代首相はその影から逃れることはできなかった。なにゆえ、角栄はそれほどの権力を持ち得たのか?熾烈な派閥抗争劇が最後に生み出したものは、脱派閥総理・小泉純一郎だった。1972年に出版された『日本列島改造論』の崩壊に始まり、2001年の小泉政権登場までを雄渾(ゆうこん)な筆致で描く30年政争史、迫力の下巻!
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書誌情報
紙版
発売日
2004年12月22日
ISBN
9784062568982
判型
A6変型
価格
定価:755円(本体686円)
通巻番号
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
’02年9月、小社より刊行された『日本の政治 田中角栄・角栄以後』を一部訂正・加筆し、上下二巻に分けて文庫化したもの。