
なぜ、だれも私を認めないのか
ナゼダレモワタシヲミトメナイノカ
- 著: 勢古 浩爾

人間は認められなくては生きていけない。冷たい世間に立ち向かう「人間」の値打ち!
オレ様のどこが悪い?
「認めてほしい」とは、人間の基本の欲望である。ロンドンで漱石が苦しんだように、どこの馬の骨ともしれない扱いを受けて精神の正常を保つのはむずかしい。だからといって、客観性を失って「このまま認められるのが当然だ」というナルシシズム社会の承認は幻想でしかない。勝ち組、負け組のうるさい評価を払いのけ、堂々と人生を生きていくための普遍の「人間の値打ち」を説く、胸がすく“承認論”!
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2005年03月19日
ISBN
9784062569224
判型
A6変型
価格
定価:713円(本体648円)
通巻番号
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社+α文庫
初出
’02年に三五館から刊行された、『自分様と馬の骨──なぜ認められたいのか?』を文庫化にあたり改題し、加筆・訂正したもの。