
脳をつくりあげた生物の不思議
ノウヲツクリアゲタセイブツノフシギセイメイノシクミトシンカヲサグル
- 著: 神川 喜代男

生物はどのようにして生きて、進化してきたのだろう?
いま、遺伝子、脳、ヒト、生物はどのように理解できるのか?
生物とは何かといっても、どこから手を付ければよいのか考えにくい問題です。そこでまず、原始生命からヒトにいたるまでの生体のしくみとその進化の筋道をたどってみましょう。植物が葉緑体をもちいた光合成によって太陽エネルギーを取り入れる機構から、動物体内の情報伝達の方法や運動制御のしくみの発達と進化、そしてその到達点にあるヒトの脳による体と心の支配のしくみにいたるまでを通して広く眺めわたします。想いは自ずと、生物とは何か、生命とは何かにまでいたるにちがいありません。
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目次
第1部 生きるためのエネルギーから眺めた生物の世界
第2部 脳から眺めた生物の世界
第3部 生化学の立場からみた脳
第4部 判断と行動、そして心
書誌情報
紙版
発売日
1995年03月14日
ISBN
9784062570596
判型
新書
価格
定価:790円(本体718円)
通巻番号
1059
ページ数
202ページ
シリーズ
ブルーバックス