
プルトニウム
プルトニウムチョウウランゲンソノショウタイ
- 著: 友清 裕昭

核燃料の「暴れ馬」の生い立ちと素性
エネルギー資源に乏しい日本が、自主資源として期待をよせているプルトニウム。その本格的利用のための研究開発に対して、世界が厳しい目を向けている。プルトニウムは、優れた核燃料であると同時に、原子爆弾の材料であり、最悪の毒物でもあるからだ。この危険なプルトニウムの利用は止めようという世界の趨勢のなかで、日本政府はその本格的利用を目指しているという。その是非を判断するのは国民1人1人である。それならば、何よりもまず、この超ウラン元素の正体を、正確に知ることが先決であろう。
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目次
第1章 原子力研究とプルトニウム
第2章 原子炉とプルトニウム
第3章 核兵器とプルトニウム
第4章 日本の原子力開発とプルトニウム
第5章 世界の原子力利用とプルトニウム
書誌情報
紙版
発売日
1995年07月17日
ISBN
9784062570770
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1077
ページ数
238ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2014年11月21日
JDCN
0625707700100011000A