生命にとって水とは何か

生命にとって水とは何か

セイメイニトッテミズトハナニカミズノフシギナチカラヲトキアカス

ブルーバックス

生命の誕生から生体内での働きまで……。
なぜ水なしでは生きられないのか?ざっと見渡したところ、水の惑星と呼ばれる地球にだけ生命があふれている。その生命は、液体の水の中すなわち原始の海に誕生した。そして、それ以来40億年かけて進化してきた今日の私たちも、水なくしては生きていけない。いったい、水は私たちの体の中でどんな働きをしているのであろうか?また、水のどんな性質がその働きを生み出しているのか?生体の活動における水の精妙な働きを通して、水と生命を考え、未来に向けて提言する。


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目次

第1章 水の惑星──宇宙における特異な地球──
第2章 原始の海で生まれた生命──水とのかかわり──
第3章 生体における体液の働き
第4章 生物の海の時代──36億年──
第5章 厳しい上陸の条件
第6章 エピローグ──人類と森林そして水──

書誌情報

紙版

発売日

1995年07月17日

ISBN

9784062570787

判型

新書

価格

定価:790円(本体718円)

通巻番号

1078

ページ数

201ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介