
エイズウイルスとの闘い
エイズウイルストノタタカイチリョウホウカイハツノゲンジョウトミライ

エイズ克服の可能性はどこにあるか?
人類の前に立ちはだかる恐るべき疫病エイズ(AIDS)。この死に至る病いの原因が、HIVというウイルスであることが発見されてから10余年、発達した現代の分子生物学、免疫学をもってしても、いまだその決定的な治療法は見つかっていない。なぜか?克服の可能性はどこにあるのか?HIVとのたたかいは、現在も日夜休むことなく世界中で続けられている。本書は、ウイルス学、臨床薬理学からの研究をはじめ、注目を集める遺伝子治療、抗ウイルス剤の新開発など、HIVとの格闘の最前線からの現状、および将来の可能性の報告である。
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目次
第1章 エイズとエイズウイルス
第2章 エイズウイルスの発見と増殖のしくみ
第3章 薬品開発の方法
第4章 抗HIV剤の開発
第5章 その他の抗HIV剤
第6章 薬剤投与法の再検討
第7章 早期治療への道
第8章 エイズ治療の課題
第9章 エイズの遺伝子治療
書誌情報
紙版
発売日
1995年08月10日
ISBN
9784062570794
判型
新書
価格
定価:790円(本体718円)
通巻番号
1079
ページ数
204ページ
シリーズ
ブルーバックス