
感染するとはどういうことか
カンセンスルトハドウイウコトカカンセントハツビョウノアイダニオキテイルコト

病原体の驚くほど巧みな戦略と戦術
この世は病原体でいっぱいだ。隙あらば人体に侵入し、自分のコピーを増やそうと狙っている。そのために備えた、上皮細胞から免疫機構に至る人体の防御態勢をすり抜けるテクニック、もぐり込んだ細胞内で企む自己複製の手段の何と巧みなことか。病原体はどうやって「感染」するのか、そして何が起きると「発病」するのか、感染しても発病する人としない人がいるのは何故か――など、感染症の基本的なメカニズムを明らかにするとともに、永遠に繰り返される感染症と人間との闘いの今と、そして未来を解説。
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目次
1 どのように感染するのか
2 感染するとどうなるか
3 病気の原因になる毒
4 人と動物を結ぶ感染症の輪
5 新しい感染症
書誌情報
紙版
発売日
1995年09月14日
ISBN
9784062570855
判型
新書
価格
定価:946円(本体860円)
通巻番号
1085
ページ数
222ページ
シリーズ
ブルーバックス