生物学の考える技術

生物学の考える技術

セイブツガクノカンガエルギジュツハッソウノポイントトキソテクニック

ブルーバックス

“なぜ”を科学にする生物学の目のつけどころとは?
一見無心に餌をついばむひよこたちだが、そこにはどんな習性が隠されているのだろうか。グッピーの求愛行動には何かルールがあるのか。生物学の研究は、このようにしばしば偶然の観察と疑問から始まるが、そのプロセスは科学的な視点に基づいた考える技術の積み重ねである。独創的な研究も、基本となる科学的な思考のテクニックがあってこそだ。本書では、生物学における正しい問題設定の仕方から、仮説、予測の立て方、観察データを統計処理する方法まで、一連の研究プロセスの基本を具体例をもとに解説し、科学的な考え方とは何かをさぐる。


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目次

1 科学をするということ
2 どこに目をつければよいか
3 正しい答えを導き出す
4 発表の方法

書誌情報

紙版

発売日

1995年09月14日

ISBN

9784062570862

判型

新書

価格

定価:990円(本体900円)

通巻番号

1086

ページ数

250ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介