
科学的スキ-上達法
カガクテキスキージョウタツホウエキスパートガクヤシガルヤサシイターンジュツ
- 著: 清水 史郎

こんなに簡単にうまくなっていいのか!?
どうすれば上級者のように、うまく、速く、格好よくターンできるのか? やれ膝が大事だ、屈伸だ、前傾だ……といろいろなことが言われてきました。どれが本当なのでしょう? そこで本書のアルペンロボットの登場です。決められた単純な動作しかしないロボットがうまく連続ターンをしてくれるなら、その動作こそが本質であることが実証されたわけです。本書にしたがって滑ってみれば、初級者はスキーはこんなに簡単だったのかと驚き、上級者は自分の動作の意味を把握してさらに技を高めることができるでしょう。
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目次
1 足とスキー板はよく似ている
1.土踏まずとアーチベンド
2.前は広く、後ろは狭い
3.中央部が厚くなっている
4.縦が横よりも長い
5.先端が反(そ)っている
6.くびれ(サイドカット)がついている
7.スキー板は、たわむ
8.スキー板は、左右にねじれる
2 切れ込みターン
1.スキーのターン
2.切れ込みターン
3.サイドカットとターン
3 脚の開閉によるターン
1.脚の開閉モデル
2.脚の開閉によるアルペンスキーロボット
4 脚の屈伸による連続ターン
1.脚の曲げ伸ばしによるアルペンスキーロボット
5 横ずれターン
1.角付けによる、横ずれと横ずれ禁止
2.ターン外側にずれる
6 股関節のひねりによるターン
1.股関節のひねりとスキーヤーの姿勢
2.スキーにおける3つの基本姿勢(直滑降姿勢、プルーク姿勢、斜滑降姿勢)
3.股関節のひねりによるターン
4.股関節のひねりによるアルペンスキーロボット
7 股関節のひねりと脚の曲げ伸ばしによるターン
1.股関節のひねりと脚の曲げ伸ばしによるアルペンスキーロボット
2.股関節のひねりと脚の曲げ伸ばしの複合モデルに可能なターン技術
3.立ち上がりによるターンは合理的
4.股関節のひねり角、エッジ角、スキーの回旋角との関係
8 トップリフトすると、くるっと回る
1.スキーの前が重なると、くるっと回ってしまう
9 プルークトップリフトによるターン
1.プルークトップリフトのプロトタイプ
2.連続回転ができるプルークトップリフト
3.股関節のひねりによるプルークトップリフト
4.股関節のひねりと脚の曲げ伸ばしによる複合モデルのプルークトップリフト
5.脚の開閉とひねりの複合モデルがトップリフトを生じる
10 シュテムトップリフトによるターン
1.脚の曲げ伸ばしとひねりによる複合モデルのシュ
書誌情報
紙版
発売日
1995年11月15日
ISBN
9784062570978
判型
新書
価格
定価:790円(本体718円)
通巻番号
1097
ページ数
200ページ
シリーズ
ブルーバックス