
金属は人体になぜ必要か
キンゾクハジンタイニナゼヒツヨウカナケレバコマルドウ・クロム・モリブデン
- 著: 桜井 弘

欠乏症・過剰症から有効な摂り方まで
カルシウムや鉄だけでは健康は守れない!
私たちのからだには、微量ながら銅、亜鉛、マンガン、クロム、コバルト、モリブデンなど実にさまざまな金属元素が存在し、大切な役割を担っています。これらが不足したり過剰に蓄積したりすると、健康に重大な影響をおよぼします。本書は各金属元素のはたらきを分子レベルで明らかにし、その欠乏症・過剰症の怖さから有効な摂り方までを、ふだんの食生活の参考にもなるようにやさしく解説します。さらに、プラチナ、金などの貴金属を含む夢の新薬開発、ぜひ覚えておきたい毒になる金属についても併せて紹介します。
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目次
第1章 金属はヘルシー
第2章 金属はなぜ人体に必要か?
第3章 生体金属元素の基礎知識
第4章 有用金属の食べ方
第5章 毒になる金属
第6章 難病の治療や診断に用いられる金属
第7章 金属によつて寿命は延ばせるか?
第8章 くすりの代謝に関係する鉄
第9章 21世紀の病気・骨粗鬆症とアルツハイマー病
書誌情報
紙版
発売日
1996年06月20日
ISBN
9784062571234
判型
新書
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
1123
ページ数
266ページ
シリーズ
ブルーバックス