誤診

誤診

ゴシンナゼオキルドウフセグ

ブルーバックス

自らの経験も含めた豊富な実例で見る医療ミスの実態!
たとえば虫垂炎と診断してお腹を開けてみても、5パーセント以上の確率で虫垂には異常がない。残念ながら、誤診は避けられないもののようである。しかしそれには、避けられたミスと避けられなかったミスとがある。超音波(エコー)やCTなどの診断機器がどんなに進歩しても、最終診断を下す医師に力量がなければ宝の持ち腐れである。多くの実例から誤診の原因を探り、これを避けるために、医療関係者や患者か持つべき心構え、さらには行政がなすべきことを提言する。


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目次

第1章 私の誤診
第2章 誤診はどれほど起きているのか
第3章 誤診はなぜ起きるのか
第4章 誤診と裁判
第5章 誤診を防ぐために

書誌情報

紙版

発売日

1996年09月20日

ISBN

9784062571395

判型

新書

価格

定価:790円(本体718円)

通巻番号

1139

ページ数

222ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介