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腰痛・肩こりの科学
ヨウツウ・カタコリノカガクゲンインカラナオシカタ・フセギカタマデ
- 著: 荒井 孝和

意外に知られていないが、日頃の姿勢のよしあしが腰痛と肩こりに大きく関係している。したがって、人間の背ぼねや肩の仕組みを知り、それにマッチした正しい姿勢を保つことで、大半の人の腰痛・肩こりは防ぐことができる。では、私たちの背ぼねや肩はどのような構造をしていて、それが痛みやこりとどのように結びつくのだろうか? 本書では主な腰痛と肩こりの原因と治療法、防ぎ方を、簡単にできる腰痛・肩こり体操を含めて紹介
腰痛や肩こりを防ぐ「よい姿勢」とは?
誰もが経験する腰痛や肩こりは、今や国民病とも言える。重い頭や上体を支える肩や腰は常にストレスにさらされ、骨や筋肉、神経が複雑に関係するため痛みの症状も原因もさまざまだが、意外に知られていないのは、日頃の姿勢のよしあしが腰痛と肩こりに大きく関係していることである。したがって、人間の背ぼねや肩の仕組みを知り、それにマッチした正しい姿勢を保つことで、大半の人の腰痛・肩こりは防ぐことができる。では、私たちの背ぼねや肩はどのような構造をしていて、それが痛みやこりとどのように結びつくのだろうか? 本書では主な腰痛と肩こりの原因と治療法、そして防ぎ方を、簡単にできる腰痛・肩こり体操を含めて紹介する。
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目次
1 背ぼねの仕組みを知る
1.背ぼねの役割
2.背ぼねと背ぼねをつなぐもの
3.椎間板はどんな構造をしているか?
4.椎間板への栄養は体を動かすことで運ばれる
5.椎間板はどのくらいの力に耐えられるか?
2 腰痛はなぜ起こる?
1.腰痛の歴史
2.腰の痛みはどのようにして起こるか?
3.どのような人が腰痛を起こしやすいか?
3 腰痛の診察室
1.痛みのもとはどこにあるか?
2.痛みのようすから原因を探る
3.神経に異常がないかを診察する
4.レントゲン検査
5.MRI検査
6.脊髄造影検査
7.CT検査
8.そのほかのいろいろな検査
4 腰痛を起こす主な病気
1.腰痛症、筋・筋膜性腰痛症
2.ギックリ腰(腰椎捻挫、急性腰痛症)
3.腰椎椎間板ヘルニア
4.腰椎分離症、腰椎分離すべり症
5.変形性脊椎症
6.腰椎椎間関節症
7.腰部脊柱管狭窄症
8.骨粗しょう症(老人の腰痛)
9.内科や泌尿器科、婦人科などの病気
5 腰の痛みを防ぐには――
1.正しい姿勢が腰痛を防ぐ基本
2.鎮痛剤
3.温熱療法
4.骨盤牽引
5.コルセット
6.腰痛体操で腰の筋肉を鍛える
6 よい姿勢、悪い姿勢
1.よい姿勢とは?
2.姿勢に影響する背筋と腹筋の働き
3.腰にかかる力
4.ハイヒールの功罪
5.よい坐位と椅子の関係
7 肩こりはなぜ起こる?
1.肩こりの多くは悪い姿勢が原因
2.肩こりを防ぐには
書誌情報
紙版
発売日
1996年10月18日
ISBN
9784062571432
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1143
ページ数
234ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2013年04月26日
JDCN
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