
バイオスフィア実験生活
バイオスフィアジッケンセイカツシジョウサイダイノジンコウヘイサセイタイケイデノニネンカン
- 著: アビゲイル・アリング ,
- 著: マ-ク・ネルソン ,
- 訳: 平田 明隆

これは20世紀の「ノアの方舟航海記」である。
バイオスフィア(生命圏)とは、バクテリアから人間にいたるまで、あらゆる生命体が太陽光と大気と水を利用して、死と再生を繰り返している閉鎖生態系である。地球というバイオスフィア1に住む人類のこれからの生き方を探るために、ガラスの建物の中に密閉されたバイオスフィア2が、アリゾナの砂漠に作られた。その中で男女8人の科学者が、水や食料はもとより、空気すらもリサイクルしながら、外部からいっさいの補給なしで暮らした。クルー自らが書いた、2年間におよぶその実験生活の臨場感あふれるレポート。
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目次
第1章 冒険への旅立ち
第2章 バイオスフィリアンの1日
第3章 バイオスフィア2の環境
第4章 自ら育てる
第5章 空腹とやりくり
第6章 2人のお医者さん
第7章 原野にて
第8章 テクノスフィア
第9章 動物ものがたり
第10章 3エーカーの“試験管”
第11章 電子ビジネス
第12章 余暇の楽しみかた
書誌情報
紙版
発売日
1996年11月20日
ISBN
9784062571470
判型
新書
価格
定価:898円(本体816円)
通巻番号
1147
ページ数
302ページ
シリーズ
ブルーバックス