新版 アインシュタインを超える

新版 アインシュタインを超える

シンパンアインシュタインヲコエルウチュウノトウイツリロンヲモトメテ

ブルーバックス

10次元宇宙から4次元宇宙が分かれたとき、すべてが始まった!
原子を構成する陽子や電子、そしてクォークさえも極微のひも──「超ひも」からできているという超ひも理論は、アインシュタインの果たせなかった統一場理論を実現する夢の理論とも言われる。いったい極微の世界の理論がどうして広大な宇宙の生成と進化をも語る理論になりうるのだろう?量子力学や相対性理論誕生以来、物理学が追い求めてきた夢を語りながら、超ひも理論が描き出す素粒子から宇宙までの起源と構造、進化を概観する。


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目次

1 宇宙の理論
1 超ひも理論ですべてが解けるか?
2 統一理論を探して
3 量子力学のパズル
4 無限というふるい
5 トップ・クォーク
2 超対称性と超ひも
6 超ひも理論の誕生
7 対称性、ミッシング・リンク
8 超対称性
3 4次元を超えて
9 ビッグ・バン以前
10 暗黒物質の謎
11 宇宙ひも
12 異次元への旅
13 未来へ還る
14 アインシュタインを超えて

書誌情報

紙版

発売日

1997年03月19日

ISBN

9784062571647

判型

新書

価格

定価:946円(本体860円)

通巻番号

1164

ページ数

334ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介