身近な自然のつくり方

身近な自然のつくり方

ミヂカナシゼンノツクリカタニワヤマドベニイキモノヲヨブホウ

ブルーバックス

これからはじめる、ビオトープ入門。自然の復元をめざした環境づくり=ビオトープの必要性が叫ばれています。でも、何からはじめればよいのか、何ができるのか、そもそも本当に自然の復活などできるのだろうか、という疑問がみなさんの心のなかにあるのではないでしょうか。
身のまわりを見まわせば、わずかに残った自然のなかで、セミが羽化し、鳥たちは化学繊維やハンガーを使って巣づくりを営んでいます。限られた環境で窮屈に暮らす生き物は、つねに自分たちの生活圏を拡大しようとしています。ほんのすこし工夫してやるだけで彼らの好む環境をつくることができ、生き物たちはみずからそこへやってきてくれるのです。本書では、生態系の理解をふまえた、効果ある環境づくりを紹介します。


  • 前巻
  • 次巻

目次

第1章 身近な自然の見つけ方
第2章 身近に生き物たちのくる環境をつくろう
第3章 ガーデンビオトープの工夫
第4章 日本型ビオトープのすすめ

書誌情報

紙版

発売日

1997年04月18日

ISBN

9784062571678

判型

新書

価格

定価:726円(本体660円)

通巻番号

1167

ページ数

174ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介