
古代日本の超技術
コダイニホンノチョウギジュツアットオドロクゴセンゾサマノチエ
- 著: 志村 史夫

科学技術の温故知新-古代人は偉かった!
本書は、日本の古代(主として奈良時代以前)の先人たちの技術(匠の技)を、現代の科学・技術の視点から見直す試みといえる。現代文明を支えている先端高度技術(ハイテク)と比較しながら、古代人が自然をいかに巧みに利用してきたか、その優れた技術と智恵の数々を調べてみるのも興味深い。古代の日本が、木の文明、木の文化の国であったことが、自然を生かす方向に技術を発展させてきた。それらにまつわるエピソードからも、思わぬ新発見があるにちがいない。半導体研究者の著者は、どこに視点を置き、何を学びとったのだろうか。
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目次
第1章 縄文時代の技術
第2章 適材適所
第3章 倒れない五重塔
第4章 木の加工
第5章 古代の朽ちない鉄
第6章 サビを防ぐサビ
第7章 古代の銅
書誌情報
紙版
発売日
1997年06月20日
ISBN
9784062571753
判型
新書
価格
定価:946円(本体860円)
通巻番号
1175
ページ数
220ページ
シリーズ
ブルーバックス