脳と心をあやつる物質

脳と心をあやつる物質

ノウトココロヲアヤツルブッシツビリョウブッシツノハタラキヲサグル

ブルーバックス

脳と心に快楽や恐怖をもたらす薬と食べ物
なぜだか頭の冴えるときとボケるときがある。なんだか心が晴れる日と憂うつな日がある。そのとき脳ではたらいている物質は、食べ物や大衆薬を通して日常的に摂取している。脳と心の“薬”と“毒”の正体を見る。


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目次

●第1章 生きている脳
1.1 脳と心のしくみ
1.2 心をつくる物質
1.3 脳と心に効く物質
●第2章 脳内物質のアンバランス
2.1 神経シグナルの正体
2.2 モノアミンのはたらき
2.3 セロトニンの効果
2.4 炭酸リチウム
2.5 ベンゾジアゼピン
2.6 ドーパミンとパーキンソン病
2.7 ドーパミンと精神分裂病
2.8 アセチルコリンとアルツハイマー病
●第3章 心を変える身近な物質
3.1 カフェイン
3.2 プロスタグランジン
3.3 アスピリン
3.4 大衆薬に含まれる物質
3.5 メラトニン
●第4章 食べ物で心が変わる
4.1 アミノ酸
4.2 糖類
4.3 ミネラルの効用
4.4 カプサイシン
4.5 薬と食べ物

書誌情報

紙版

発売日

1999年10月15日

ISBN

9784062572699

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

1269

ページ数

190ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介