
無限のパラドクス
ムゲンノパラドクススウガクカラミタムゲンロンノケイフ
- 著: 足立 恒雄

無限とは何か?数学者は無限をどう手なずけたか?
「無限大を表す記号∞の具合が悪いところは、∞が何か数であるという錯覚を与えるところにある。無限大∞が数であるという誤解は、数として扱いたいという長い歴史を持つ心理を背景にしているだけに、病が重い」
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目次
第1章 無限論への招待
第2章 ゼノンの逆理──ギリシアの無限論
第3章 万能の神──中世の無限論
第4章 微積分学の成立──近代の無限論
第5章 数学的パラドクスの終焉──現代の無限論
書誌情報
紙版
発売日
2000年01月20日
ISBN
9784062572781
判型
新書
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
1278
ページ数
272ページ
シリーズ
ブルーバックス