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生命にとって酸素とは何か
セイメイニトッテサンソトハナニカセイメイヲササエルチュウシンブッシツノハタラキヲサグル
- 著: 小城 勝相

敵か味方か?フシギな酸素の「正体」に迫る!
全身の細胞にくまなく行き渡り、エネルギーを供給する。まさに酸素は、生命の活動力の源だ。だが、ひとたび活性酸素となれば、がんを引き起こし、血管を傷め、果ては老化を促進させる、厄介な敵役でもある。そんな活性酸素のアグレッシブな攻撃性を、生命は外部から侵入した細菌を殺す武器としても使っている……。
一筋縄ではいかない酸素と生命の複雑な関係を、体内の化学反応の中心として捉え直す。
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目次
第1章 酸素と生命の関わり
第2章 酸素とはどのような物質か?――酸素が関わる現象を見る
第3章 酸素と関わる生体分子
第4章 生物は酸素をどのように利用しているか
第5章 細胞と活性酸素の攻防
第6章 活性酸素はどんな病気を起こすか?
第7章 活性酸素を利用する
書誌情報
紙版
発売日
2002年01月18日
ISBN
9784062573573
判型
新書
価格
定価:946円(本体860円)
通巻番号
1357
ページ数
224ページ
シリーズ
ブルーバックス