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霊はあるか
レイハアルカカガクノシテンカラ
- 著: 安斎 育郎

「霊」について存在を信じる人は少なくない。その背後には、「人は死んだら魂はどうなるのか」という素朴かつ根源的な疑問が残っているからであろう。だが、そこにはさまざまなインチキがつけこむ余地もある。そもそも「霊」とはいかなるものなのか?宗教界では「霊」をどう捉えているのか? 科学的に「霊」を扱うには、どう考えればよいのか? 科学者が自らの輪廻転生観を示しながら、この難問に迫る野心作。
日本人にとって霊とはなにか?
「霊がないなどと悲しいことを言わないでほしい。いま嫁にいじめられているので、死んだら化けて出たいのだから」――(ある老婆の言葉)
「霊」について真っ当に考える本
宇宙の物質の究極構造から、生命の起源まで解明されつつある今日でも「霊」の存在を信じる人は少なくない。その背後には、「人は死んだら魂はどうなるのか」という素朴かつ根源的な疑問が残っているからであろう。だが、そこにはさまざまなインチキがつけこむ余地もある。
そもそも「霊」とはいかなるものなのか?宗教界では「霊」をどう捉えているのか?科学的に「霊」を扱うには、どう考えればよいのか?
科学者が自らの輪廻転生観を示しながら、この難問に迫る野心作。
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目次
第1章 霊に惑わされる人々
第2章 霊についての仏教各宗派の見解
第3章 霊はあるか
第4章 岡部金治郎氏の「死後の世界」論
第5章 科学的な輪廻転生観
第6章 霊に惑わされずに生きる
コラム
書誌情報
紙版
発売日
2002年09月20日
ISBN
9784062573825
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1382
ページ数
232ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2013年04月26日
JDCN
0625738200100011000U