
生命をあやつるホルモン
セイメイヲアヤツルホルモンドウブツノカタチヤコウドウヲキメルビリョウブッシツ
- 編: 日本比較内分泌学会

「変態」も「恋」もほんの一滴のホルモンのせい!
動物のからだと行動の演出者
ホルモンは、動物が環境に適応して生きてゆき、次世代をつくっていくのになくてはならない。
多種多様だが、いずれもごく微量で驚くべきはたらきをする。
その正体と作用のメカニズムを、幅広い生命活動をとおして見る。
●チロキシンは「変態ホルモン」
●エストロゲンは「恋愛ホルモン」
●プロラクチンは「コンビニホルモン」
●メラトニンは「時計ホルモン」
●休眠ホルモンは「究極の省エネホルモン」
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目次
第1章 ホルモンとは何か
第2章 発達と成長をあやつるホルモン
2-1 変態とホルモン
2-2 昆虫の発育のホルモン調節
2-3 性の分化とホルモン
第3章 生殖をあやつるホルモン
3-1 卵の成熟とホルモン
3-2 いつ卵を産むか
3-3 イモリの求愛
3-4 春になるとネコが鳴く
3-5 繁殖に必要な「ステキなタイミング」
3-6 環境ホルモンが生殖を狂わす
第4章 環境適応にかかわるホルモン
4-1 環境の変化にあわせて生きる
4-2 環境にあわせて色を変える
4-3 環境にあわせて形を変える
4-4 環境にあわせてからだを変える
4-5 休眠とホルモン
第5章 ホルモンと受容体
5-1 ステロイドホルモンとペプチドホルモン
5-2 ホルモンと受容体の異常
5-3 ホルモンの進化をさぐる
5-4 未知のホルモンを探す
書誌情報
紙版
発売日
2003年02月13日
ISBN
9784062574013
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1401
ページ数
240ページ
シリーズ
ブルーバックス