
宇宙の素顔
ウチュウノスガオスベテヲシハイスルホウソクヲモトメテ

銀河系のむこうには「クローン地球」が存在する?!
宇宙論に残された多くの謎に迫る、最新の知見。
ビッグバンから130億年の時の流れの中で、いかにして惑星や恒星や銀河が出現し、
生物圏ができあがったのか。そして、この宇宙ははたして唯一の宇宙なのだろうか?
なにが宇宙を決めるのか、その最新理論を説く。
われわれの住む世界はどのようにできあがり、そしてこの先どうなるのか――多くの謎に包まれた宇宙の成り立ちから未来の予測までのすべてを、宇宙物理学の第一人者が解き明かす。
さらに、この宇宙は無数にある宇宙のうちのひとつにすぎないという「マルチバース(多宇宙)理論」を独自の視点から提唱する。
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目次
第1部 ビッグバンから生物圏まで
第1章 星のライフサイクルと系外惑星の可能性
第2章 地球外知的生命は存在するか
第3章 星の成り立ちとその一生
第4章 大きなスケールでとらえる宇宙
第5章 熱いはじまりから初期宇宙へ
第6章 ブラックホールとタイムマシン
第2部 宇宙のはじまりと終わり
第7章 減速か加速か・宇宙の未来を予測する
第8章 はるか遠い未来の宇宙
第9章 宇宙のはじまり・最初の1000分の1秒
第3部 宇宙を支配する法則を求めて
第10章 宇宙と微視的世界の統一理論
第11章 マルチバース理論の可能性
書誌情報
紙版
発売日
2003年08月20日
ISBN
9784062574174
判型
新書
価格
定価:1,034円(本体940円)
通巻番号
1417
ページ数
272ページ
シリーズ
ブルーバックス