
改訂新版 脳死とは何か
カイテイシンパンノウシトハナニカ
- 著: 竹内 一夫

何をもって人間の死を判断するか? 医学の進歩は「脳死」という、生と死についての新しい概念をもたらした。わが国では臓器移植のドナーに限り、「脳死」を法的に人間の死として認めている。それでは「脳死」とは一体どういう状態をいうのか? 「植物状態」とどう違うのか? 脳神経外科の第一線で活躍してきた著者が、長年の研究と経験をもとに、わかりやすく解説する。
医学の進歩がもたらした生と死についての新しい概念
何をもって人間の死を判断するか
医学の進歩は「脳死」という、生と死についての新しい概念をもたらした。わが国では臓器移植のドナーに限り、「脳死」を法的に人間の死として認めている。それでは「脳死」とは一体どういう状態をいうのか?「植物状態」とどう違うのか?脳神経外科の第一線で活躍してきた著者が、長年の研究と経験をもとに、わかりやすく解説する。
脳神経外科医、神経内科医、救急医、麻酔科医、集中治療医、移植医、法医学者、看護師、臨床検査士、救急隊員、医学生、看護学校生ほかすべての医療関係者、そして臓器移植に関心のある人必読。
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目次
第1章 人の死と脳の死
第2章 脳死はどのようにして発生するのか
第3章 脳死状態の脳はどうなるのか
第4章 なぜ今、脳死が問題なのか
第5章 脳死はどのくらい発生するか
第6章 脳死をどう判定するか
第7章 国による判定基準の違い
第8章 蘇生術に限界はあるか
第9章 脳死と個体死を考える
第10章 脳死状態と植物状態とはどう違うか
書誌情報
紙版
発売日
2004年12月18日
ISBN
9784062574631
判型
新書
価格
定価:902円(本体820円)
通巻番号
1463
ページ数
208ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2016年04月15日
JDCN
0625746300100011000Y