
DNA複製の謎に迫る
ディーエヌエーフクセイノナゾニセマル
- 著: 武村 政春

DNA複製とは一体どういう反応なのだろうか? 私たちの体の細胞が分裂するとき、細胞の中では必ず、DNAが複製される。生命現象の根幹を担うこの反応は、一糸乱れぬ正確さで行われると考えられがちだが、じつは思った以上に不完全で、結構“いい加減”なのである。なんともユニークで“人間くさい”複製のしくみを知れば、「えぇっ!?こんなふうにやってるの!」と驚きの声を上げられるに違いない。
DNAの複製って案外いい加減!?
「DNAの複製って単なるコピーでしょ?」漠然とそう思い込んでおられる方も多いだろう。本書は、その間違ったイメージを覆すのに充分である。なんともユニークで“人間くさい”複製のしくみを知れば、「えぇっ!?こんなふうにやってるの!」と驚きの声を上げられるに違いない。
DNA複製とは一体どういう反応なのだろうか?
私たちの体の細胞が分裂するとき、細胞の中では必ず、DNAが複製される。生命現象の根幹を担うこの反応は、一糸乱れぬ正確さで行われると考えられがちだが、じつは思った以上に不完全で、結構“いい加減”なのである。そして、まだまだ、よくわかっていない。本書は、いまなお多くの謎が残る「DNA複製」の世界に的をしぼり、そのしくみをわかりやすく解説する。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
第1章 複製はこうして始まる~華やかなる細胞内シンクロ~
第2章 DNAポリメラーゼはいかにはたらくか~驚くべき正確さ~
第3章 DNAポリメラーゼはいかに間違うか~驚くべきいい加減さ~
第4章 片足を上げるDNA~DNA複製の全体像~
第5章 複製はこうして終わる~残された謎、そして憂鬱なテロメア~
第6章 複製外伝~いろいろな複製様式~
書誌情報
紙版
発売日
2005年04月22日
ISBN
9784062574778
判型
新書
価格
定価:946円(本体860円)
通巻番号
1477
ページ数
224ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2016年04月15日
JDCN
0625747700100011000M