遺伝子で探る人類史

遺伝子で探る人類史

イデンシデサグルジンルイシディーエヌエーガカタルワタシタチノソセン

ブルーバックス

遺伝子は、私たちがいつ、どこで生まれたのかを記録している!

DNAで私たちの祖先をつきとめられるか?
ヒトにもっとも近い動物は何で、いつ彼らと分かれたのか?私たち現生人類はいつ、どこで生まれたのか?ネアンデルタール人に何が起きたのか?最初のアメリカ人は、いつ、どこから渡ってきたのか?人類はいつ、どこから太平洋へと船出したのか?……など、人類史の謎に最新の人類遺伝学はどう答えるか?

遺伝子によれば――
●チンパンジーは、オランウータンよりもヒトに近い。
●すべての現生人類は20万年前の1人の女性を祖先とする。
●ネアンデルタール人は現生人類と共存していた。
●最初の“アメリカ人”はシベリアから渡ってきた。
●3500年前、東南アジアの農民が太平洋の島々を目指して船出した。


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目次

第1章 人間の遺伝子の歴史
第2章 裸のサル
第3章 あなたの祖先はどこにいるのか
第4章 ネアンデルタール人の運命
第5章 過去を語る羊皮紙
第6章 最初のアメリカ人
第7章 ヨーロッパ農耕の起源と普及
第8章 太平洋の航海者
第9章 アイルランドにまつわる3つの物語
第10章 遺伝的混合と文化的同一性

書誌情報

紙版

発売日

2005年08月20日

ISBN

9784062574914

判型

新書

価格

定価:1,144円(本体1,040円)

通巻番号

1491

ページ数

296ページ

シリーズ

ブルーバックス

著者紹介