
非対称の起源
ヒタイショウノキゲングウゼンカヒツゼンカ

DNAの二重らせんが右巻きなのは偶然か、必然か
なぜ世界は対称ではなく非対称を好むのか
利き手は右手、心臓は体の左側、言語野は左脳、DNAのらせんが右巻きなのは偶然か必然か、どうやって字を書く方向や、車を運転する側、右翼は保守、左翼は革新と決まってきたのかなど、身の回りの中のさまざまな非対称の起源の解明に挑んだ壮大なドラマ。
●両親が左利きの場合、子どもは左利きになるの?
●右側運転と左側運転はどうやって決まったの?
●心臓はどうして体の左側にあるの?
●言語中枢はなぜ脳の左側にあるの?
●DNAの二重らせんはなぜ右巻きなの?
●体の中のアミノ酸はなぜL型しかないの?
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目次
第1章 ワトソン博士の難問題
第2章 右手は左手より優れているのか
第3章 右と左の意味論
第4章 右と左の起源
第5章 心臓はなぜ左にあるのか
第6章 アミノ酸は左利き
第7章 右と左を決める遺伝子
第8章 脳の非対称性
第9章 言語に特化した左脳
第10章 利き手と社会
第11章 左利きの苦悩
第12章 人すべて対称なり
第13章 壮大にして微小なる我が宇宙
書誌情報
紙版
発売日
2006年10月21日
ISBN
9784062575324
判型
新書
価格
定価:1,485円(本体1,350円)
通巻番号
1532
ページ数
480ページ
シリーズ
ブルーバックス