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進化しすぎた脳
シンカシスギタノウ
- 著: 池谷 裕二

『しびれるくらいに面白い!』
最新の脳科学の研究成果を紹介する追加講義を新たに収録!
あなたの人生も変わるかもしれない?
『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。
「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。
メディアから絶賛の声が続々と!
『何度も感嘆の声を上げた。これほど深い専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい』――(朝日新聞、書評)
『高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が、読者の頭にも快い知的な興奮をもたらす』――(毎日新聞、書評)
『講義らしい親しみやすい語り口はもちろん、興味をひく話題選びのうまさが光る』――(日本経済新聞、書評)
Ⓒ池谷裕二
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目次
第1章 人間は脳の力を使いこなせていない
第2章 人間は脳の解釈から逃れられない
第3章 人間はあいまいな記憶しかもてない
第4章 人間は進化のプロセスを進化させる
第5章 僕たちはなぜ脳科学を研究するのか
書誌情報
紙版
発売日
2007年01月19日
ISBN
9784062575386
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
1538
ページ数
304ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2024年03月27日
JDCN
06A0000000000785120L
初出
『進化しすぎた脳』の初版本は、2004年10月25日に朝日新聞社より刊行。
著者紹介
池谷 裕二(いけがや・ゆうじ) 1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究を続ける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。現在、「ERATO 池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括も務める。高校生への脳講義シリーズは、『進化しすぎた脳』のほか、『単純な脳、複雑な「私」』(朝日出版社/講談社ブルーバックス)、『夢を叶えるために脳はある』(講談社)がある。その他の著書に『記憶力を強くする』(講談社ブルーバックス)、『脳には妙なクセがある』(扶桑社/新潮文庫)、『パパは脳研究者』(クレヨンハウス/扶桑社新書)など、共著に『海馬』(朝日出版社/新潮文庫)、『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』(講談社)などがある。