
ヒトはなぜヒトをいじめるのか
ヒトハナゼヒトヲイジメルノカイジメノキゲントメバエ
- 著: 正高 信男

なぜヒトだけに「いじめ」があるのか?
ヒトがヒトをいじめるのは動物の本能なのか
いじめは加害者と被害者のほかに見て見ぬふりをする傍観者がいてはじめて成り立つ。これは動物の世界にはない、ヒト固有の行動だ。そして、母親密着、父性不在、希薄な人間関係が子どもをいじめへと駆りたてる。親離れして自立する「一人力」を養うことでいじめは防げるのか。気鋭のサル学者がいじめと家族との関係を分析した「新しい家族論」。
「いじめ」から日本人の本質が見えてくる
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目次
第1章 動物の世界に「いじめ」はない
第2章 「いじめ」の起源
第3章 「いじめ」の芽生え
第4章 「いじめ」が成立するとき
第5章 「いじめ」に駆りたてるもの
第6章 父性不在が「いじめ」を生むのか
第7章 一人力の大切さ
書誌情報
紙版
発売日
2007年06月22日
ISBN
9784062575560
判型
新書
価格
定価:858円(本体780円)
通巻番号
1556
ページ数
176ページ
シリーズ
ブルーバックス