
音律と音階の科学
オンリツトオンカイノカガク
- 著: 小方 厚

音楽と数学の、ちょっと意外で濃密な関係。「ドレミファソラシド」はどのように決めたのか? 純正律と平均律はどう違うのか? なぜ「ドミソ」がいい音なのか? 音楽にひそむ科学を分かり易く解説する。※※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・2007年9月刊)
音楽と数学の、ちょっと意外で濃密な関係
音楽に使うすべての音の関係を、ある原理にしたがって決めたものを「音律」といいます。それでは、いま私たちが何気なく使っているドからドまでの12個の音は、どのように決めたのでしょうか? そこには、音楽と数学のちょっと意外で濃密な関係があるのです。
ドレミ……は、まずピタゴラスが決めた!
ジャズ、ロック、ポップス、クラシック、歌謡曲……、あらゆる音楽に使われているドレミ……は、素数2と3を使って、まずピタゴラスが決めた。それから、純正律や、いくつかの音律を経て、現代の平均律へと進化した。音楽と数学の、ちょっと意外で濃密な関係を興味深く解き明かす。
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目次
第1章 楽器にドレミ……を視る、ドレミ……に触れる
第2章 ドレミ……はピタゴラスから始まった
第3章 永久に閉じない環をめぐって
第4章 なぜドレミ……が好き?
第5章 「起立」「礼」のハーモニー
第6章 民族音楽に理屈を付ければ
第7章 打楽器が作る音律
第8章 音律の冒険
書誌情報
紙版
発売日
2007年09月21日
ISBN
9784062575676
判型
新書
価格
定価:946円(本体860円)
通巻番号
1567
ページ数
224ページ
シリーズ
ブルーバックス